富士山

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年月日 2007年7月19.20.21日
人数 二人
行程 19日 小牧インター(5:30)→富士インター(8:10)→水ヶ塚公園・『腰切塚』登山(9:30〜10:00)→富士宮五合目(10:30〜11:10)→宝永山登山(11:10〜16:00)→富士宮五合目(食事・仮眠16:00〜))

20日 富士宮五合目(1:00)→富士宮山頂(6:20〜7:00)→お鉢巡り(7:00〜11:30)→富士宮五合目(15:10)→気楽坊(温泉・食事16:50〜17:30)→道の駅『ふじおやま』車中泊(18:00〜)

21 道の駅『ふじおやま』(5:30)→御殿場インター(5:50)→上郷SA(朝食8:20〜8:50)→小牧インター(9:30)

費用
(円)
19日  東名高速道路(小牧〜豊川ETC早朝割引)  1,100円(割り勘で550円石川)
               (豊川〜菊川ETC早朝割引)   950円(割り勘で475円)
               (菊川〜富士ETC早朝割引)  1,150円(割り勘で575円)
      桜えび天そば                      440円
      西富士道路                       200円(割り勘で100円)
      移動用食事等(カップ麺 おにぎり ビール)  2,300円
      昼食(五合目 瓶ビール2本 おでん1皿)   1,800円(割り勘で900円)
      
20日  カップ麺(山頂 食堂)                 800円
      有料トイレ(山頂 2回)                 400円
      お茶(山頂 ペットボトル500ml)           500円
      お風呂(裾野市 気楽坊)               800円
      夕食(気楽坊 生ビール2杯 つまみ他)    2,420円(1,230円)
      道の駅(つまみ)                     500円

21日  東名高速道路(御殿場〜焼津ETC早朝割引) 1,250円(割り勘で625円石川)
               (焼津〜豊川ETC早朝割引)   1,350円(割り勘で675円)
               (豊川〜小牧ETC早朝割引)   1,100円(割り勘で550円)
      朝食(上郷SA バイキング)             840円
      車燃料(軽油)                    5,001円(割り勘で2,500円石川)
                                    3,213円(割り勘で1,607円石川)

合計17,550円(燃料費 4,100円・・・通行料 3,550円・・・食費 8,700円・・・他 1,200円)

天候 20日 曇り  (五合目以上)
21日 晴れ  (五合目以上)
22日 雨   (五合目以下)
感想
/日本一の富士山、過去に4回程行っているのですが最後に行ったのは何時でしょうか、という程昔なんです。いずれも山頂まで行っているのですが何でか全てが高山病で頭がフラフラ状態だったんです。今回ある年齢に達するので最後だと思って挑戦する事にしましたが、本音は山頂での無線運用なんです。ここ2年程まえから山頂無線運用を楽しんでいますが、ここ富士山ではまだ実績が無いんです。年齢が増す程行きにくくなるので今回挑戦しようと計画しました。本格的な富士登山には梅雨が明けていないので少し早いのですが、私の勤務状態からはこの時期しか無かったのです。さて今回は前回の高山病対策として@登山口近辺で体を高山に慣らす(宝永山に登り、食事や休憩等で五合目に着いてから富士登山まで14時間程居た)。Aゆっくり上る。B高山病対策物を使用する。等を行いまいした。お陰で山頂まで標準時間程度で、高山病の頭痛等や疲労も無く無事山頂に着きました。その為山頂でのお鉢巡りや無線運用、写真撮影も出来て満足できる富士登山でした。/


参考 富士宮市ホームページ

御殿場市ホームページ

/7月19日(腰切塚・宝永山登山)/

/今回の富士登山口は冨士宮口新五合目だ。
東名高速道路の富士インターまで小牧インターから約250km、朝のETC通勤割引を利用して9時30分に
最初の目的地『水ヶ塚公園』に着いた。
だけど画像の通り一面のガス、何となく心は沈むが最終目的地の富士山の展望を期待するのみだ。/


   

/この『水ヶ塚公園』は富士山スカイラインが交通規制になった時の駐車場しいが
今は規制外で平日、且つこんな天候なので駐車車両は数台のみ、閑散としていた。でも今回の最初の目的地の
『腰切塚』という山はこの駐車場から歩いて数分なので、ガスの中を歩いたら
山頂には展望台が有ったが御覧の通りの風景でした。/

 
/『腰切塚』ハイキングの後はここで時間を潰しても仕方ないので富士宮口の新五合目に向かった。
でもここもガスの中『あ〜あ』と、ため息が出るが今更仕方無し、諦めて駐車場に止める。
でもここは道路も駐車場も無料なのが嬉しい。
平日にも関わらず50台程が駐車していた。/



/私達の予定では富士登山のスタートは夜中だ。
まず体を高所に慣れさせる為に『宝永山』に向かう。
駐車場の標高は約2400m、宝永山の標高は約2700mだから300mの標高差だから
たいした事は無いだろうと思ったが、実際はそんなに簡単では無かったのである。/

 



/宝永火口まではハイキング程度だったが
そこから宝永山までが大変、なにせ砂山を登るようなものなので進まず、
一歩足を出してもズルズルを後ろへ後退するのである。
でも何とか尾根に出て、宝永山山頂まで行けたが非常に疲れました。
下山はのんびり、何しろ夕方までに駐車場に戻れば良いのだからね。
ガスは有るものの時々晴れて火口が見えるので、その展望を十二分に楽しんで駐車場に戻った。/

 
/右端が宝永山山頂で、中央の窪みが宝永第一火口です。
この第一火口、直径が約1000mあるらしいですが目視ではよく分かりません。
実際に行ってみると何となく直ぐ目的地に着けそうなんですがね。/



/2005年2月に富士川SAで撮った画像で、右側裾野にもっこりしているのが宝永山です。/


/宝永山登山が終わって早速駐車場の食堂へ直行、何はともあれビールでしょう。
実はジョッキで生ビールといきたかったのですがね、瓶ビールでした。
現在は山小屋でも生ビールが有るのにねえ。/





/食堂を早々に引き上げ、駐車場で自前のもので宴会の開始です。
ビール、鶏皮の唐揚げ、オニギリ、カップ麺、カレーとどんどん出てきます。
しっかり栄養と休養をとって、今晩からの富士登山に備えます。/

  


 

/食事の後はこの車の中で休憩です。
野郎二人ですのでこの車だったら十分でした。/




/登山口に有る案内板です。
『夜はここを登るんだ、登れるかなあ?』なんて想像しながら車中で仮眠についた。/



/7月20日(富士登山)/




/夜中に何度か目が覚めたのですが、スタートには早くまだまだなんて思ってウトウトしていたら
やっとスタート時間の0時過ぎになりました。
準備は済ませていたのでヘッドランプを着けてスタート、他にスタートする登山者はいなくて二人だけでした。/

  

/ただひたすら黙々と、以前の高山病が出ない事を念じて歩きました。
歩幅は30cm程度、呼吸は深く吐いて空気を取り込み疲れないように注意しました。
午前4時30分を過ぎると東の空が明るくなり出して朝焼けが見えて天気は良さそうです。/


/午前5時になるとノンフラッシュでも撮れる明るさになりました。
過去に登った時は大変な混雑だったのですが、
最近はこんなものでしょうか?/


/やっと最後の山小屋です。
ここからは標準で30分で山頂ですが、ここからが一番しんどい所です。
実際私達は40分かかりました。/



/頂上直下から登山口を見た所です。
登山口・山小屋・雪渓等が良く見えていました。
(雪渓のほぼ中間に見える山小屋は上の画像にある九合五勺の山小屋です。)/



/スタートから約5時間と少しで山頂でした。
今回は心配した高山病も出なくて、且つ体力もあまり消耗しなくて着けました。
登山時期としては混雑時期ではないし、平日だったせいもあったんでしょうか。
コースも殆ど混まなくてマイペースで歩けたのも良かったのでしょう。/



/山頂に着いて一服の後に先ず目指すのは矢張り日本最高峰の『剣ヶ峯』でしょうね。
でも山頂までのこの上りが大変なんです。
距離100mは無いと思うのですが、これ又足場が悪くてズルズルなんです。
山頂まで来て可成り疲れた体なんで最高に苦しい坂でした。
所で以前有ったレーダードームは今は撤去されて無いので少し寂しいですね。/




/剣ヶ峯の測候所建物には小さくて狭いが(2m四方程度)展望台が有り、西方面の展望が良い。
今回は一面の雲海で山の上部しか見えない。
この時点では南アルプスとしか分からなかったが、
下記の名前が後で分かった。
北岳・間ノ岳は8月に征服の予定だ。
そこから富士山の雄姿を眺めるのが今から楽しみだ。/




/山頂までの急登を登ってまずは記念撮影ですね。
この標識の前であまり人が居ないうちに撮ってもらいました。/



/今回 富士登山の最大目標であるアマチュア無線の運用を行いました。
XLSのリグはFT817、アンテナは50Mhz・144Mhz・430Mhzのホイップです。さっそく144Mhzと430MhzのFMを受信した所
矢張り標高が高いので一つの周波数で数局を受信してしまい且つ空き周波数も無くて、とても交信は無理
50Mhzと144MhzのSSBでなんとか交信を完了させた。
なお電源は2.5AHのシールドバッテリーを2個持って行った。
IVQ局はおきまりの『ピコ6』で50Mhz専用です。
今回 IVQ局の地元の方と交信の約束をしてきたとの事でしたが
なんとか交信できたみたいでした。でもここは1エリアに近いので、そちらの方から随分と声がかかったようでした。
お互いに無事交信できて登った甲斐がありました。/

 
(XLS 50MhzSSB・144MhzSSB運用)                (IVQ 50MhzSSB運用)

/剣ヶ峯で記念写真を撮ったり、移動運用をした後は
お鉢巡りの為に反時計方向に遊歩道を歩きましたが、剣ヶ峯直下は雪渓の中を20m程歩く事に、
今年は雪が多かったみたいでした。/



/お鉢巡りもほぼ終わりに近づきました。
左側の建物は浅間神社の奥の院と土産物屋です。
/建物方向から正面右側の剣ヶ峯方向に歩いて行く人も見えます。




/今回初めてのお鉢巡りでしたがやっぱり火口は広いなあ。
おまけに火口窪みの深さは200mはあろうかと思う程です。このように時間にゆとりを持って
のんびり歩けたので日本一の富士山を細かく観察できました。/


/約5時間のお鉢巡りも無事終わった。
所で、下りは上りとは別の御殿場ルートを使い、ルート途中から富士宮ルートに戻ります。
このルート、大きな段差が無くて下りには膝の負担が少なくて助かりました。
又一部ですが砂走りも体験出来、又前日上った宝永山も別角度から眺められて良かった。
約3時間の下りで駐車場に着いて、無事に富士登山は完了しました。/



/下山後は明日の為(低山登り)に御殿場に向かう。
その途中車の中で
『どこかでお風呂に入りたいねえ』という事になり、ガソリンスタンドで聞いたら『気楽坊』を教えてもらった。
携帯で場所を聞いて、何とか気楽坊に着いて早速風呂に入った。
しっかり汗をかいていたのでさっぱりして、ついでにレストランで食事をした。
ここのレストランは地ビールしか置いていなかったが、『まあいいか』でついつい
私はジョッキを2杯も頂いた
食事の後は車中泊のために道の駅『ふじおやま』に向かう。
30分程で着き、ここで乾杯をして就寝でした。


/7月21日(富士登山)/

ところで、夜から雨になり
朝 目が覚めても雨だったので仕方無く今日の登山は諦めて帰ることにした。
御殿場インターから高速道路を一路小牧へ、でもお腹が空いてきたので
上郷SAの朝食バイキングで空腹を満たした。
私は御飯2杯、豚汁2杯 あ〜あ満腹だあ〜。


/これで念願の富士登山と山頂での無線運用を無事終えた。
ただせっかくここまで来たのだから、後2日富士近辺の低山を回る予定だったが
流石梅雨も明けてない状態では天候も悪くて諦めた。
悪天候で怪我でもしたら最悪、撤退も必要でしょう。
この近辺の低山は又の機会に挑戦するとして今回無事完了した事に感謝です。




/今回踏破した山/

山名 標高 住所 踏破日 歩行
腰切塚 1496m 静岡県裾野市 07/19 往復15分
宝永山 2693m 静岡県御殿場市 07/19 上り120分
下り100分
三島岳 3730m 静岡県富士宮市/山梨県南都留郡鳴沢村 07/20 お鉢巡り・標準は一周90分

(今回は無線運用も含めて300分)
剣ヶ峯 3776m 静岡県冨士見市/山梨県南都留郡鳴沢村 07/20
白山岳 3756m 静岡県駿東郡小山町/山梨県富士吉田市・南都留郡鳴沢村 07/20
久須志岳 3720m 静岡県駿東郡小山町/山梨県富士吉田市 07/20
朝日岳 3730m 静岡県駿東郡小山町/山梨県富士吉田市 07/20
伊豆ヶ岳 3740m 静岡県駿東郡小山町/山梨県富士吉田市 07/20
勢至ヶ岳 3730m 静岡県駿東郡小山町/山梨県富士吉田市 07/20
駒ヶ岳 3710m 静岡県御殿場市・富士市・富士宮市・駿東郡小山町/山梨県富士吉田市・南都留郡鳴沢村 07/20





終わり

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