富士山登山(2017年07月21日〜07月23日)

/山中間から『富士山に登りますが、一緒にどうですか?』との話があった。
富士山は数回登っているが、今回の話の主とは数年前に富士山に挑戦したが悪天候で途中撤退した経緯が有ったのだ。
年齢の事もあったが、以前から登山に誘った経緯も有り、酔った勢いもあって参加する事にした。
但し、今回は参加する立場なので、計画は自分では無しで付いて行くのみだ。
以前の撤退の件もあるので、何とか無事に成功させたいものです。/
1行程

月日 天気 走行距離
(Km)

内容 (  → 車移動    ・・・・・ 徒歩移動   ▲登山   観光地  
7/21 自宅→(車)→味岡駅→(電車)→名古屋駅→(徒歩)→バスセンター→(バス)
7/22 富士山駅→(バス)→富士山五合目→(徒歩)→富士山八合目(山小屋泊) 富士山八合目(山小屋泊)
7/23 富士山八合目(山小屋泊)→(徒歩)→富士山山頂→(徒歩)→富士山五合目→(バス)→河口湖駅→(バス)
→バスセンター→(バス)→小牧駅→(車)→自宅



山データ(山名をクリックすると地図を表示します。)

登山日 山名 読み 標高(m) 時間(分) 登山口 所在地 備考 展望 交信 他の登山者


費用・他

月日 有料道路等 燃料 食費 土産 合計
5/21 田県神社駅〜名古屋駅 730-(電車)
名古屋駅〜富士山駅 4,000-(バス)
酒.つまみ 350-
5/22 富士山駅〜富士山五合目 1,050-(バス) 生ビール 750-
うどん 750-
缶ビール 600-
山小屋宿泊代 9,300-
トイレ3回 300-
5/23 富士山五合目〜河口湖駅 1,050-(バス)
名古屋駅〜小牧駅 630-(バス)
河口湖町循環バス 300-
ホットココア 400-
昼食・ビール 2,000-
缶ビール 500-
酒・中華・つまみ 800-
山頂トイレレ 300-
五合目トイレ 100-
風呂 800-
7,760- 6,150- 10,800-
24,710-



07月21日(走行距離000Km)
行程
自宅(20:00)(車)→田縣神社前(20:08)(電車)→犬山駅乗り換え→(電車)→名古屋駅(20:55)(徒歩)
名古屋バスセンター
(21:10〜23:10)(バス)→翌日


/今回の登山は全て公共交通を使います。
名古屋バスセンターから23:10発の高速バスに乗るので、余裕を持って20時に家を出ました。
名鉄田縣神社前駅までは女房に送ってもらい、タイミング良く直ぐに電車に乗れました。
タイミングが悪くても20分待てば次の電車に乗れますが、キップを買ったら『カンカン』と踏切の降りる音が鳴りだした。
事前に調べた訳でもなくて、駅にきてキップを買ったら直ぐ乗れたなんて、最高に気分良かった。
犬山駅で乗り換えて、名古屋駅に着いたが、家を出てから1時間弱だった。

名古屋駅から15分程で、バスセンターに着いたが、仲間はまだ来ていなかった。
2時間程の余裕が有ったので、バスセンター内をウロウロしたりして時間を潰した。
出発30分程前には仲間が揃い、定刻23:10に出発した。

今回の仲間は名古屋からは6人なので、二人単位で座席に座った。
出発して一時間程はある程度しゃべっていたが、日にちが変わる頃には周囲の目もあるので静かにした。
しかし、睡眠を捕る事は出来なかった。





自宅近くの味岡駅から犬山駅経由で名古屋まで
行きましたが、以外と早く行けるのに驚きました。
夜なのでゆっくり座って行けたのも良かった。
名古屋バスセンターから23:10分の高速バスに乗ります。
ここから高速バスに乗るのは人生で初めての経験です。
ああ びっくり
高速バスは2回目で、1回目は鳥取の大山に行った時です。
リクライニングシートでしたが私は寝れませんでした。
寝れる人がうらやましいですね。





07月22日(走行距離000Km)
行程
昨日→富士急富士山駅(7:46〜8:10)(定期バス)→富士山五合目(9:15〜10:14)(徒歩)→富士山八合目(17:00〜山小屋泊)


/高速バスは途中、数ヶ所の停留所に止まり又時間調整?もしくは運転手の休憩?の為に長時間の休憩をしながら
終点の
『富士山駅』に8時前に着いた。
ここからは定期バスで富士山五合目に向かいましたが、始発なので座れたのは良かった。
富士山五合目までは約1時間なので、座れないと大変でしたよ。
富士山五合目に着いたら、大変な人出ででびっくりでした。
この登山口に着いて思ったのですが、
『富士吉田口』は私は初めてでした。
とにかく人の多い事、梅雨が明けて最初の休日だからでしょうね、登山者はもちろん観光客もいますし外人も多かった。/
体慣らしの為に1時間程度はこの場所に居ることにしたので、集合時間と場所を決めて別行動、
私たちは食堂で朝食を採りましたが、誰かさんはビールを飲んでましたよ。
誰かは 直ぐ分かりますよね〜、私でした。

集合時間10時に皆さん揃ったので出発、実際に出発したのは10時14分でした。
登山口方向に向かうと、何やらゲートが有り、何となく分かっていたのですが入山料の徴収口でした。
1000円の入山料でしたが、躊躇無く支払いました。
今回登山して分かったのですが、前回登ったのは10年前で、その時は入山料なんて無かった様に思いました。
でも、トイレ等、色んな設備の整備などで費用はかかりますよね。
仕方ない事です。

1時間弱は平ら、もしくは下る様な登山道を歩き、いよいよ上りに入りました。
登山道は岩が多く、歩きづらい。
私はビールを飲んだので?きついのは仕方無いか。
でも、とことこ歩くしかない、日頃の運動不足に鞭打ってひたすら歩きました。

丁度 昼頃でしょか、有る山小屋に到着しました。
皆さんお腹も空いた時でしたので、昼食をとろうか迷っていたのですが、何とこの山小屋は
『トモエ館』と書いてあるではないか。
今日の宿泊も『トモエ館』なので、小屋の従業員に聞くと同じ系列らしい。
じゃあ ここで昼食にしようと言うことになりました。
ところで何を食べるか?と言うことになって、迷っていたら、従業員が
『夕食はカレーだから、ここではカレー以外がいいよ』とのアドバイス。
みなさん納得でカレー以外を注文しました。

食事を終わって、後は宿泊地の8合目トモエ館に向かうのみです。
途中雨に遭い、雨具を付けたり外したり、でも大雨では無かったので助かったかな。

何とか宿泊地のトモエ館には17時頃についたが、雨具を付けての入館でした。
入館したとたんに、圧縮エア(ブロアだったかな?)で雨具の水滴を落とされ、靴と雨具を入れるバックを渡された。
その後は着ている服の濡れ具合をチェックされて、濡れている場合は着替えさせられるようでしたが、私は良かった。
着替えを持っていない時は山小屋に予備の着替えが有るらしかった。
その後、宿泊料を払って、指定の部屋に入りました。

富士山の山小屋での宿泊は初めてでした。
流石登山人口の多い富士山の山小屋、一応寝袋が敷いて有って一人分の場所は確保されていたが
天井が低いのだ、1200cm程度かな? 立って歩けませんでした。
部屋でくつろぐ事は出来ず、寝るだけでしょうね。
雨具と靴を入れたバッグ7人分を置くと、部屋は隙間無し、日本一の山なので仕方ありませんね〜。

食事はグループ毎に一階の雨具を脱いだ場所の一角で頂きました。
雨具を脱ぐ必要が無ければその部屋は全部食堂でしょうが、こんな時は仕方無いんでしょうね。

ところで、食事の時に感激する出来事がありました。
実はこの山小屋は、我々が良く行く河口湖畔の飲み屋さんの紹介なんです。
何でも親戚の方が居るらしいのですが、詳しくは分かっていませんでした。
食事で我々が席に着いたところで、山小屋の主人らしき方がこんな事を言われたのです。
『今日は良くいらっしゃいました、今回我々の親戚の方の紹介と言うことで食事のサービスをさせて頂きます。
ビール等各一本、おでんとモツ煮をそれぞれ一個ずつです』
と言われたのです。

ちなみに夕食はカレーだけなんです。
金額にしたらカレーよりは高い金額だったと思います。
こんなサービスを、混んだ場所で忙しいのに大変びっくりし、皆気分良く全部たいらげました。

食事の後は部屋に戻るしかなく、皆で戻ったが部屋では飲食禁止?だったので横になるしかなかった。
でも緊張からか、私は寝れなかった。

ところでリーダーから、
『明日は何時に出発しますか?』と言う話があったが
特に決定する事は無く、成り行きに任せる事にした。

でも 私は寝れなかったなあ〜
神経質なのでしょうね、寝床が変わると寝れないんですよ〜
翌日出発するまで、どれくらい寝たかな? 他の人の寝息は良く聞いたので、殆ど寝ていなかったです。
ああ しんど〜い


富士山駅です。
高速バスの終着駅で、ここからは定期バスで
富士山五合目まで向かいました。
定期バスの内部です。
始発駅だからでしょうか、座席は空いていましたが、
次の『河口湖駅』で満員になりました。
富士山五合目の食堂です。
1時間の休憩があったので4人で食堂に入り、
軽く麺類の朝食でした。
富士山五合目です。
流石日本一の山ですね〜、人の数と建物の大きさ
まるで都会でした。
スタート直後の登山道です。
最初は歩き易かったんですがね〜 道幅も広く
ルンルンでしたよ。
スタート後半の登山道です。
かなりの部分がこんな岩場でした。
明るい時はまだ良かったんですが夜は大変でした。
昼食を取った山小屋です。
外人も多かったですね〜。西洋人は見たらも分かるが
東洋人は言葉を聞くまで分からなかった。
昼食風景です。
夕食はカレーらしいので、皆さんカレー以外を注文、
休憩を兼ねてのんびりできました。
宿泊予約した山小屋です。
予約しておいた山小屋です。予約無しでは宿泊できる
のでしょうか? 疑問です。たぶん無理かな??
山小屋の夕食です。
真ん丸の容器におでんが入っていました。
350mlの缶ビールが一本サービスでした。
全部完食でした。
真ん丸の容器がサービスの品でした。
カレーの容器と比べると大きかったですよ。
個室でしたが寝るだけでした。
ひっつきもっつきでの寝床でした。
バッグを床に置くスペースもありませんでしたよ。


05月23日(走行距離000Km)

行程
富士山八合目(2:00)→(徒歩)→富士山山頂(4:30〜7:05)→(徒歩)→富士山八合目(7:35〜7:55)→(徒歩)→富士山五合目(10:55〜11:30)
(バス)→河口湖駅
近辺(12:15〜(食事・風呂)〜17:00)→名古屋バスセンター(21:20〜21:40)→小牧駅(22:30)→自宅(22:50)


/良く眠れずに寝返りを何度も繰り返しながら午前1時頃になったでしょうか、周りがゴソゴソ慌ただしくなった。
この為、特に起床時間の打ち合わせはしていなかったが、起きる状況になった。
朝食の弁当を貰って、準備を済ませて山小屋の外に出たら、びっくりでした。
山小屋の前は登山者で大大混雑、山小屋の前から下の登山道を見ても登山者のヘッドライトの数の多さに再度びっくりでした。

全員揃ったところで、山頂向けて出発したが
大混雑と暗さの為に仲間とはばらばらだったが、全員大人なので山頂に向かって歩くのみだ。

ところで以前私が登った『富士宮ルート』とは登山道がかなり違っていた。
こちらは登山道がほとんど『岩場』なので、狭いのです。
極端に狭いところでは、大人2〜3人分の幅しか無い所も有ったので、所どころで大渋滞の連続でした。
道路で言えば、高速道路3車線からいきなり一般道の一車線に入るみたいでしょうかね。

何だかんだで山頂には4時30分頃に着いた。
先ずはご来光です。登山者の殆どはご来光の方向の方向を向いて
『まだか まだか』と待っていた。
素晴らしいご来光とは言えなかったが、一応見れました。

その後は下山時の集合時間を決めて自由行動とした。
山頂の『剣ヶ峰』を目指す人、お鉢巡りをする人とバラバラだったが、私はちょっと疲れたので付近の散歩とした。
散策が終わって、ちょっと早かったが集合場所に戻ってきたら、リーダーから
『先ほど決めた集合時間ではちょっと遅いから早くしたい』との事で急遽皆さんに連絡して7時05分に下山を開始した。

今回使った『吉田ルート』の下山道は下山専用でした。
確かに上りのコースは殆どが岩場であり、且つ狭い場所もあるので、上りの登山者との絡みでは危ないです。
この下山道は道幅は広く、又柔らかい砂交じりなので歩くには良いが、延々と約3時間歩くにはちょっとくたびれました。

ところで、下山時に
ハプニング(1)が有りました。
実は、宿泊した山小屋には、山頂に行く場合は荷物を置く事ができたのです。
なので、下山時には その山小屋に寄って自分の荷物を取ってから再度下山する事になります。

私たちのグループは最後だろうと思った私が山小屋に着いて、荷物を纏めて山小屋の前で待機していた時でした。
誰かが、
『山小屋の我々の部屋にまだ荷物が有る』と言い出したのです。
その荷物とは、先頭で歩いていた我々のリーダーなんです。
リーダーの靴は山小屋の玄関には無いし、先頭で下山した筈なので、
『本当に部屋に荷物が有ったの?』と言う仲間も現れる始末でした。
何だかんだと想像しまくったが、最後まで部屋を確認する仲間はいない。

そんなこんなで20分程 経過したでしょうか、そのリーダーがひょっこり現れたのです。
みんな びっくり、理由を聞いて納得でした。
『荷物を置いて有る山小屋を素通りしてしまった』との事でした。

そんな事もあったが、3時間かけて五合目に着きました。
11時30分発のバスには少し時間があったので、買い物などして時間をつぶし、無事にそのバスに乗りました。

ところで名古屋までの高速バスの始発駅は『富士山駅』なんです。
今回このバスに乗って分かったのですが、富士山駅の一つ手前の『河口湖駅』の方が賑やかそうに見えたんです。
なので名古屋行きの高速バスは河口湖駅から乗るように皆で決めました。

河口湖駅に着いて、高速バスの出発時間までにはかなりの時間があったので
昼食を兼ねて食堂で乾杯〜、食事の後は循環バスに乗って近くのホテルの湯に浸かりました。
何しろバスの出発までに、4時間強の時間があったのでね〜。
かなり のんびりできました。

その後、高速バスで名古屋に向かい、名古屋バスセンターからは小牧桃花台行きのバスに乗り、小牧で降りて家族に迎えに来てもらって家に到着でした。

ハプニング(2)
ところで、最後の最後にまたまたハプニングが発生しました。
バスセンターから小牧桃花台行きのバスに乗ったのは何年前かな? もしかしたら初めてかもと言うものでした。
なので小牧駅前で降りるつもりが、一つ前の停留所で降りてしまったのです。
でも小牧駅前までは300m位でしょうか、途中信号もあるのでスイスイとは歩けなかったのです。
その間にバスは小牧駅前に着いて乗客が降りるのは確認できる程でした。
その降りる乗客を見ていた女房が
『おやじが降りてこないなあ』と思ったらしくて、心配して私にメールを打ったのです。
そのメールが届くと同時に待っていた女房に出会ったので、状況を説明して一件落着でした。/




宿泊した山小屋の前です。
大混雑でした、こんな混雑は山では見たこと無い。
流石日本一の山でしょうか、迷子になりそうです。
宿泊した山小屋から見た登山者。
小屋の前から下を見ると、ヘッドライトを着けた登山者
の列、これが富士山の名物でしょう。


終わり
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